アキレス腱炎

アキレス腱と呼ばれる下腿の後ろ(ふくらはぎ)にある大きな腱が炎症を起こす疾患です。

この腱はかかとの骨とふくらはぎの筋肉をつなぐ重要な組織であり、歩行や走行時に脚の動きを制御する役割を果たしています。アキレス腱炎は、過度の運動や急激な運動の増加、運動前に十分なウォーミングアップを行わないことなどが原因となります。

主な症状は、アキレス腱の後ろやかかとの近くに痛みや腫れが現れることです。歩行や走行時に痛みを感じることが多く、特に起床時や運動後に痛みが強くなることがあり、アキレス腱を触ると痛みを感じることが多いです。

類似の症状

アキレス腱そのものに炎症が発生する「アキレス腱炎」、アキレス腱の周りを包む膜(パラテノン)に起こる「アキレス腱周囲炎」、アキレス腱と踵の骨との摩擦や衝突を緩和する滑液包に起こる「アキレス腱付着部炎」があります。当院の施術対象になります。

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